山口県岩国市の耳鼻咽喉科・耳鼻科【やまもと耳鼻咽喉科】小児耳鼻咽喉科 風邪 睡眠時無呼吸症候群
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花粉症・アレルギー性鼻炎

花粉症とは

植物の花粉が鼻や口から体内に入り込み、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどのアレルギー症状を引き起こす疾患です。季節性アレルギー鼻炎とも呼ばれています。原因となる花粉は、スギ、ヒノキ、ハンノキ、ヨモギ、ブタクサ、アキノキリンソウなど約60種類あります。

主な治療方法

アレルギーの原因となっている花粉などを突き止め、これを避けるようにすることが重要です。外出時にはマスクをつけたり、帰宅時には洗顔や鼻の中の掃除などを徹底し、花粉と接する量や時間を減らしていくのです。最近は鼻洗のできる器具も発売されています。

そして、抗ヒスタミン薬を内服し、眼のかゆみ、くしゃみなどの症状を軽くします。飲み続けていくうちに症状が収まり、自己判断で服用を中止される方もいますが、担当医師の指示通りきちんと飲み続けることが大切です。

鼻づまりの症状がある場合は、局所ステロイドの点鼻薬を併用し、症状の改善を目指すこともあります。これに用いられるステロイドは内服薬などと比較して血中に移行するステロイド成分は少量なため、強い副作用が出ることは殆どなく、妊婦にも使用可能です。

当クリニックは舌下免疫療法も行います

舌下免疫療法は、アレルギーの原因となっている物質を少しずつ体内に投与することにより、徐々にアレルゲンに慣れていき、アレルギー症状の改善を目指すアレルゲン免疫療法のひとつです。従来は、アレルゲンを含む治療薬を皮下に注射する「皮下免疫療法」が一般的に行われてきましたが、最近は、少量の治療薬を舌の下に投与する「舌下免疫療法」が登場し、より簡便に行うことが出来るようになりました。以前は免疫治療の完治は困難で、スギ花粉などに至っては15%の治癒率といわれていましたが、最近の調査では完治に至らなくても、改善、軽快の度合いは、かなり良くなっているようです。

当クリニックでは、6歳以上の小児から舌下免疫療法も行うことが出来ますので、花粉症でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

※なお、スギ花粉症の場合、スギ花粉が飛散している時期はアレルゲンに対する身体の反応が過敏になっていますので、新たな治療を開始することは出来ません。

鼻うがいについて

アレルギー性鼻炎、鼻炎に対する治療はまず、耳鼻咽喉科科外来で内服治療を行ってから、補助的に医師の指導の下でナサリン鼻洗浄器での鼻うがいを行います。
ナサリン 頒布価格2,200円

ラジオ波による鼻粘膜焼灼術

一般的にアレルギー性鼻炎の治療には、レーザー治療やアルゴンプラズマ治療による鼻粘膜表面の鼻粘膜焼灼術が行われていますが、ラジオ波による鼻粘膜焼灼は鼻粘膜のやや深層を焼灼する特徴があります。レーザー治療を繰り返しても、しっくりこない方には、ラジオ波による鼻粘膜焼灼術もご検討ください。

局所アレルギー性鼻炎

花粉症のような症状があり、鼻腔内の所見からもアレルギーが疑われるのに、鼻汁検査も血液検査も異常ない場合、局所アレルギー性鼻炎の可能性が考えられます。

この病気は鼻の粘膜内にだけ抗体が存在し、抗原によりアレルギー性鼻炎の症状がみられるます。抗体が鼻の粘膜内だけにとどまっており、全身に抗原が回っていないのため、血液検査を行っても異常がみられないということになります。
このような病状であっても抗アレルギー剤や局所ステロイド剤の効果は十分あると考えられます。

0827-35-4587

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